• 赤の書[図版版]
赤の書[図版版]
  • 価格:5,500円(税抜 5,000円)

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商品説明

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赤の書図版の待望のコンパクトサイズ
C・G・ユングが遺した業績は質量ともに膨大であるが、なかでも『赤の書』は、
そのような彼の業績の中心を占めるものであり、彼の思想的な起源を正しく
理解するためには必読の書であると見なされながら、長く公刊されることがなかった。
それが、彼の死後約半世紀をへた2009年に世界で同時刊行され、
日本でも原書発行の翌年には翻訳版が出版された。

オリジナル版はユングが描いていた皮表紙のノートと同じ大きさ(A3判)の美しく精緻な
複写版であったが、その大きさや重量のために持ち運ぶにも読むにも大変であった。
そのため、多くの研究者たちの要望に応えるかたちで、オリジナル版が出てから5年後に、
手頃な大きさと価格で、『赤の書[テキスト版]』が刊行された。
原版のテキスト、序論、注釈はそのままに、より読書に適した携帯可能なサイズに
まとめたものであったが、如何せん図版は、オリジナル版を見るしかなかった。
本書『赤の書[図版版]』は、テキスト版と同じ大きさ・仕様で、図版のみを納めたものである。
テキスト版と2冊セットにすると、大判のオリジナル版の内容全体を把握することができる。
もちろん、テキスト版なしで、図版版だけを楽しむことも可能である。
オリジナル版を求めることができなかった読者や、テキスト版と合わせて携帯に便利な
図版版を求めたい読者にぜひお薦めしたい。

価格:5,500円(税抜 5,000円)