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アートリップ入門

『アートリップ入門
認知症のうつ・イライラを改善する対話型アート鑑賞プログラム』
林 容子/著
<A5判 142頁>
誠文堂新光社 2020年8月刊行 ISBN978-4-416-52060-4

アートリップ入門

価格:

2,200円 (税抜 2,000円)

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認知症には、医者よりアートが必要! うつ、イライラといった認知症周辺症状を改善・予防する対話型アート鑑賞プログラム「アートリップ」を徹底解説。アートリップが起こした変化も紹介する。

アートリップとは、認知症の方とそのご家族、 介護士が一緒にアートを見つめて、 気付いたこと、感じたことを自由に話し合うプログラムです。

一つの質問が発見を生み、認知症の方が自ら話し始める。
そして、本人もご家族も想像しなかった会話に発展することもしばしば。
活き活きとした姿に、「昔のお母さんの顔になった」と涙を流すご家族も多くいます。

現在、アートが人々の健康や治療に与える好影響が、世界中の医療・介護の現場で注目されています。
各研究では、アート鑑賞が認知症の人の記憶、感性を呼び起こし、QOL(Quality of Life)向上にも効果があると証明されてきています。

[科学的根拠]
本書の著者・林容子氏も参加した国立長寿医療センターの調査では、アートリップを体験した方の多くが、うつ症状が軽減、QOLが向上されたという結果が出ています。
さらに、世界10か国が参加している国際研究でも、「参加型アート」がウェルビーイング(幸福度)、QOL(生活の質)、さらに身体的健康も向上させることが証明されました。
本書は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)ではじまり、世界に広がりを見せている「対話型アート鑑賞プログラム」とはどのようなものなのか、また、日本のアートリップではどのような効果が出ているのかを紹介します。 高齢化が進む日本で、医療・介護現場においてアートが果たす役割に光を当てます。


【目次】
序章 ある日のアートリップ
第1章 アートリップの7つの特徴
第2章 アートリップが起こした変化
第3章 アートは認知症に効果があるのか
第4章 アートリップのはじまり
第5章 アートは脳のチョコレート アートと認知症の世界最新事情と今後の展望

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